ホッとした

新しい生徒さんは結局、昨日の日曜日も来なかった。
来る可能性は限りなくゼロに近いと思っていたけれど、気まぐれなのか
自分勝手なのか、常識では考えられないことをする人だから、
可能性はゼロではないと思って、一応、スタンバイはしていたのだ。
自分ひとりならすっぴっんでいるけれど、お化粧したりしてね(笑)。

体験レッスンのときは約束の時間より10分早く来たから、昨日も
10分前からそこそこ緊張していた。来たら何と言って迎えようか。
でも、約束の10時を10分すぎても15分すぎても来ない。
心底ホッとした。負け惜しみじゃなくね。

わたしのヨガ教室は、「来る者は拒まず、去る者は追わず」をモットーと
しているから、来たら受け入れるつもりだった。でも、いったん悪い印象を
受けた相手に対してレッスンをつづけるのはものすごく難しい。

ヨガのレッスンというのは、たんにアサナ(ポーズ)や呼吸法を教える
だけではない。むしろ、その奥にあるヨガの考え方を伝えることが重要なのだ。
そのためには、インストラクターと生徒のあいだに良好な人間関係が
できていなければばらない。

幸い、現在いる生徒さんたちとはとても良い人間関係が築け、ポーズを
やりながら、あるいはレッスンのあとお茶を飲みながら、いろいろな
考え方を伝えることができている。生徒さんたちのほうも、「そうなんですか、
ヨガって奥が深いんですね」と、いままで知らなかったことを知って、
興味を抱いていてくれる。

でも、心が触れあわない相手に対し、そういう丁寧な指導ができるだろうか。
もちろん、そういう相手にはアサナと呼吸法を教えるだけと割り切ることも
できるだろう。でもそうなったら、さぞつまらない1時間だろうな。同じお月謝
では割が合わない。こちらはレッスンから何の楽しみも得られないのだから。

だから、彼女が来てくれなくてほんとに良かった。

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